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懐かしの映画館

ディパーテッド


ディパーテッド


THE DEPARTED
Leonardo DiCaprio


ディパーテッド





ディパーテッド
巨匠マーティン・スコセッシ監督が、香港映画『インファナル・アフェア』をリメイクした手に汗握るアクションサスペンス・ドラマ「ディパーテッド」
この映画は、昨年10月6日に全米で公開されるや、初登場第1位に輝き、全米中のマスコミを熱狂させた騒然の話題作で、マフィアに潜入した警察官と、警察に潜入したマフィアの死闘がボストンを舞台にスリリングに描かれます。
さて、主演のレオナルド・ディカプリオが演じるのは、マフィアへ送り込まれた警察官で、野性味と知性、強靭さと繊細さという二つの顔を持つ男の苦悩をまなざしひとつで伝えきっています。
また、警察へ送り込まれたマフィアの男を演じるマット・デイモンは「頭がフル回転している音まで聞こえてきそう」な迫真の演技と「人を欺く達人としての自信、魅力、そして見せかけの謙虚さ」で観る者を惹きつけます。
一方、二人の運命を握るマフィアのボス・コステロを演じるジャック・ニコルソンは、この役が彼のためにあったと言ってもいいほどの、誰にも真似のできない、とてつもない存在感を随所に見せています。

公式ホームページはコチラ



ディパーテッドディパーテッド

製作年: 2006年
製作国: アメリカ
日本公開: 2007年1月20日
上映時間: 2時間32分
配給: ワーナー・ブラザース映画
監督・製作:マーティン・スコセッシ
製作:ブラッド・グレイ / ブラッド・ピット
脚本:ウィリアム・モナハン
撮影:マイケル・バウハウス
衣装:サンディ・パウエル
編集:セルマ・スクーンメイカー
音楽:ハワード・ショア
出演 レオナルド・ディカプリオ
マット・デイモン、ジャック・ニコルソン
マーティン・シーン、ビーラ・ファミーガ
マーク・ウォールバーグ、レイ・ウィンストン
アレック・ボールドウィン




警察に潜入したマフィアの男 VS. マフィアに潜入した警察の男。


ディパーテッド---物語---

ボストン南部の貧困と犯罪が渦巻くその場所で二人の男は生まれ育ちました。ビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)は犯罪者の一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を志し、一方コリン・サリバン(マット・デイモン)はボストン南部一帯を牛耳るマフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)の手によって、幼い頃から腹心の弟子として育てられ、彼もまたコステロのよき“内通者”となるために警察官を志します。


ディパーテッド
さて、同じ警察学校で学び、同じように優秀な成績を収めた二人は、お互いの存在を知らぬまま、それぞれの道を歩き出します。
エラービー警部(アレック・ボールドウィン)率いるエリート集団「SIU」に配属されたコリンは、マフィア撲滅の最前線に立ち、有能にして職務に忠実な警察官を装いながら、警察の動きをコステロに逐一知らせ、捜査の手から逃がし続けます。
一方、犯罪者との縁を断ちたいと願ったビリーに命じられたのは、マフィアへの極秘潜入捜査でした。



ディパーテッド
彼の任務を知る者は、クイーナン警部(マーティン・シーン)とディグナム刑事(マーク・ウォールバーグ)のみで、自ら犯罪者へと身を落とし、コステロのもとへ身を寄せたビリーは、少しでも疑われれば殺されるという危険と背中合わせの毎日を送り続けます。マフィアの一味として犯罪に加担しなければならない苦悩を負ったビリーにとって、カウンセリングに訪れる精神科医のマドリン(ビーラ・ファミーガ)だけが、唯一の心安らぐ存在でしたが、彼女には一緒に暮らす恋人がいたのです。彼の名は、コリン・サリバン…。



ディパーテッド
やがて、マフィアと警察の双方でスパイ探しが始まります。自分の正体を暴かれることなく、コステロの密会相手に肉迫するビリーに対し、コリンはクイーナン警部に照準を絞りますが、その結果クイーナンは死んでしまいます。残された彼の遺品の中からコリンは携帯電話を手にし、ボタンを押すと、その電話はビリーへとつながったのです!






ディパーテッドレオナルド・ディカプリオ

 米カリフォルニア州ハリウッドに生まれ、14歳から芸能活動を開始。『アビエイター』(04)で、ゴールデングローブ賞ドラマ部門の最優秀男優賞を受賞。また、映画批評家協会賞、英アカデミー賞、全米映画俳優協会賞2部門(男優賞とアンサンブル・キャスト賞)にノミネートされ、2004年度ハリウッド映画祭の年間俳優賞に輝いた。
スコセッシ監督とは『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02)、『アビエイター』(04)に続いて3度目の顔合わせ。本作についてはこう語る。「ギャング映画というジャンルに絞って言えば、『ディパーテッド』はマーティンが過去に手がけたどの作品とも違う。そもそも、ストーリーの背景からして違うんだ。今回はアイルランド系アメリカ人の裏社会が描かれているし、警察組織とその腐敗が題材になっている。ストーリーの舞台もニューヨークではなく、ボストンだしね。だけど、この物語はボストンだけに限ったことじゃない。物語が進むにつれて、アメリカ社会全体のひずみを描いていることがわかるはずだよ」




ディパーテッドマット・デイモン

 米マサチューセッツ州ボストン出身。ハーバード大学を卒業後、アメリカン・レパートリー・シアターで演技を磨き、『ミスティック・ピザ』(88)や『青春の輝き』(93)での端役を経て、『戦火の勇気』(96)で一躍脚光を浴びる。その翌年に、旧友ベン・アフレックと共同で脚本を執筆した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97)で主演も兼ね、米アカデミー賞とゴールデングローブ賞の男優賞候補に上がり、両賞のオリジナル脚本賞を受賞。
本作への出演について、「スコセッシ作品に出演することは、役者にとって最高の名誉。撮影中の監督を見ているだけで、本当に勉強になるんだ。監督は人間のクセや心の動きに精通していて、どれが本物で、どれがそうでないか、瞬時に見極めてしまう。“さすがスコセッシ監督!”と思った瞬間は何度もあったけれど、特に印象深かったのが人物描写へのこだわり。俳優としては、すごくありがたい。だから、みんなスコセッシ作品に出たいと思うんだろうね」と語る。




ディパーテッドジャック・ニコルソン

 半世紀にわたって第一線で活躍しているベテラン俳優。これまでに多くの一流監督と組み、60本あまりの映画作品に出演。受賞歴も豊富で、米アカデミー賞においては最多ノミネート数(12回)を誇り、そのうち『カッコーの巣の上で』(75)、『愛と追憶の日々』(83)と『恋愛小説家』(97)で受賞を果たした。また、ゴールデングローブ賞においても数々の賞を受賞しており、こうした実績が評価され、全米映画俳優協会の生涯功労賞、ハリウッド外国人記者協会のセシル・B・デミル賞に輝いた。





ディパーテッドマーティン・スコセッシ

1942年、米ニューヨーク市生まれ。マンハッタンのリトルイタリー地区で育ち、その体験がのちの監督作に少なからぬ影響を与えることになった。66年にニューヨーク大学映画学科で修士号を取得。在学中は『The Big Shave』(67)などの短編映画を製作し、数多くの賞に輝いた。『ドアをノックするのは誰?』(68・未)で初の長編作品を監督し、ドキュメンタリー映画『ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間』(70)で助監督と編集を兼任。73年に放った『ミーン・ストリート』が批評家から絶賛され、翌年には監督として初のドキュメンタリー作品『Italitanamerican』(74)を発表した。その後、『タクシードライバー』(76)で76年度カンヌ映画祭のグランプリを受賞。『ニューヨーク・ニューヨーク』(77)、『ラスト・ワルツ』(78)を経て、『レイジング・ブル』(80)で米アカデミー賞2部門に輝く。長年温めてきた渾身の近作『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02)ではゴールデングローブ賞の最優秀監督賞をはじめ、主要な映画賞を総なめにした。
監督以外にも、ニューヨークのトライベッカ映画祭の共同主催者として、また、映画作品の保存を目的とした映画財団の代表として活躍。こうした功績が評価され、これまでに各国の名誉賞や勲章が贈られている。95年度ヴェネチア映画祭の金獅子賞、97年度全米映画協会の生涯功労賞ほか、98年にリンカーン・センター映画協会より第25回功労賞、00年にイタリア功労勲章、05年にフランス文化省よりレジオンドヌール勲章が授与された。








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